昨日とあるミスアンダスタンディングが起こりまして、それについて思うことを徒然に書こうかと思います。私、兼好法師です。邪念が多めの。
一昨日某大手家具屋ニ◯リにてカーテンを購入。素敵なモスグリーンのカーテンですよ。。。
とは言ったものの、一旦不安なので「モスグリーン」をググってみると、違いました。。。適切な名称は、、、そうね~「ペールグリーン」でした。とは言ってもどの色でも幅があるから結局は見ないとわかりません。とても無意味な数行を読んでくださってありがとう。
さて、そのため今まで使っていたきっちゃな~いカーテンを洗濯して干しておりました。さてさて、以上が前置き、というか状況説明。
「カーテン入れよっか?」(干しているカーテンを部屋に取り込もうか)と聞かれ
「うん」(はい、お願いします)と答えた私。
※「」内は実際の発話、()内は意味合い。
ここまでは問題なし。問題はここから
「ふくもいれよか?」という質問。
私は「(他に干してある)服も(部屋の中に)入れよか?」と解釈しまして、
「うん。でもランニング用の服は入れんといて。」と。
……………つかの間の沈黙。
小さな笑い
「あ、いや、聞いたんはフックも入れよか?てこと。」つっこまれた。
あ、(洗濯前に外したカーテンの)フックも(取り込んだカーテンに)つけ直しましょうか、という質問でしたか。はは~。なるほど。ははは。
これをただの笑い話だけで終わらさないのがぱごん様(すみません、1度このような表現を使用してみたかっただけです。すみません)。
なぜ自分が服とフックを聞き分けられなかったのか、と考え始めました。
まず①促音がちょっと短めだった。ふくとふっくの中間のような。ふっくの「っ」を1拍とすれば半拍分くらいしかなかった(と思う)。
②アクセント同じ。標準語というか共通語というか東京山の手の言葉で服は尾高型でフックは頭高型。でも私の話す言葉では服もフックも頭高型。つまり私にとって服とフックの区別は拍(=モーラ)だけなんです。
も少しわかりやすく…
とりあえずまずは現代人の頼れる友Wikiっちによる説明をどうぞ。
「共通語のアクセントでは、頭高型、中高型、尾高型、平板型の4種類のパターンが存在する。この内、平板型以外のアクセントを起伏型とも呼ぶ。
頭高型(あたまだかがた):最初の音節が高く、それ以降の音節が低い場合。例:「カラス」(\_)
中高型(なかだかがた):最初の音節は低く、次以降の音節が高くなり、単語の終わりまでにまた低くなる場合。例:「タマゴ」(/\)
尾高型(おだかがた):最初の音節は低く、それ以降の音節は高いが、後に続く助詞が低くなる場合。例:「オトコ(が)」(/ ̄(\))
平板型(へいばんがた):最初の音節が低く、助詞も含めそれ以降の音節が高くなる場合。例:「オトナ(が)」(/ ̄( ̄))」だそうです。
つまりーあのーえーっとー
共通語(仮称)ではふくが(/\)フックが(\_)
私の語(仮称)ではふくが(\_)フックが(\_)
超級簡素的にお話ししました(昨日の講演会の影響ではないと思います、はい)。
例えばもしふくをという感じで語尾を上げるとそれは私にとって吹くです。
音の話を文字で書くことの限界を感じますので、この件はこの辺で。
その後、菊池成孔氏のありがた~いお話を拝聴した後、ぱごん心の友でっちんとこの話をしました。そして別の例として、
私「じゃ、たとえば促音をはっきりさせずに『きくするよ』と言われたら、何だと思う?キックとして処理するんじゃない?」←このときのきくのアクセントは頭高型
友「うんま~ね」(ま、私が無理矢理肯定させたようなもんでしょうけど)
私「私にとってきく(頭高型)と聞いたら真っ先に花の菊が頭に浮かぶんだよね~。だから促音にはっきりポーズ(poseじゃないほうのpauseね)を置いてくれないと違いがわからない。」
その後でっちんは菊は1音節だけどキックは~…という話を始めて、久しく言語学に触れていなかった私は音節やらモーラやらが一体どういったもんだったかわからなくなり話はそれで終わりました。
でもそこで話を終わらせないのが流石ぱごっ…(もう言いません)。
考え続けて今日に至りました。そしてやっぱり菊は2音節だぞ、という気がして再び現代人の頼れる助っ人Wiki左衛門に聞いてみると、菊は多分2音節だろうな、
という私なりの結論に達した上、さらに母音(イ段とウ段)の無声化が見られるってことも思い出させてもらった。母音の無声化って共通語に多く見られるの?というわけで1音節と捉えるか2音節で捉えるかというのもとっても面白い問題、と言うかテーマ、と言うかトピック、と言うか井戸端会議の議題、と言うか、ま、そんな的なものになりうると思った。
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