2010/07/20

Veganという主義について考える日々


今のホストファミリーがVegan(動物性製品一切無)の主義なので、最近色々考えています。私はもともと肉類、乳製品いろいろ、そんなに好きじゃないし、一生動物性のものを食べなくても生きていけると思うので、自分をVegetarianと呼ぶこともあります。でも私のはただの好き嫌いで、主義として徹底している人からすればなまぬる~いかもしれない、と主義で菜食の人に会うとよくそう思います。

たとえば・・・以下の問題に納得するのに長い時間がかかりました。

Veganをプロモートするパンフレットで、VeganになるとSave energyだそう。牛の飼育に必要な水は野菜の栽培に比べて(比べたにもかかわらず)比べものにならないほど大量。Veganになれば水の節約間違いなし。
でもVegan productsには加工品が多く、エネルギーの消費量で考えると、Mockとか様々な種類のTofuとかを生産している工場も牛の飼育に匹敵するんじゃないか、と。Veganは乳製品も卵もNGですが、牛のお乳を搾ること、羊の毛を剃ること、毎朝産まれる卵を採ることは悪いことなのでしょうか。これについて自分の中でなんか納得できない、しっくりこないところがあったけど、ある一言で解決。「囲う(加工=自然に手を加える)こと自体がNGなんじゃないかな」ほほ~。。。

心晴れたのもつかの間、新たなもやもやが・・・。
人間はみなVeganになるべき(なれうる)。動物もひとも同じ生き物。動物を殺せる人は人も簡単に殺せてしまうだろうって。そしてひとつの疑問。肉食動物はそうすればよいのか?動物と人間は同じというなら、動物にもVeganを推進しないと。でも肉食動物は仕方なく、必要だから他の動物を殺すんだって。じゃぁ人間は?マンモス狩りしてたんじゃないの?人間にはチョイスがあるって。他の動物より賢いから・・・え、じゃぁ人間の方が知能的に優っているとは思っているということか。むずかしい。

囲うのがだめだけどペットに服を着せるのはよい。無視にまで生きる権利があると言うのに植物はいのちを絶ってはいけない生き物に含まれない。

まだまだ謎が多いけど、もっと理解できたらいいのにな、と思う今日この頃。

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