2007/11/07

空白

スウェーデンに帰っても日本で学んだ日本語の音声学などを生かすため、日本から来はった留学生のためのスウェーデン語発音教室を作りました。 
それは今も続いてて、毎週の火曜日に二つのグループに分けて、合計3時間ちょっと日本語でスウェーデン語の表現の使い方と発音を説明したり、留学生さんの発音を確かめたりします。

一つグループ目は結構大人数で、大学に貸してもらっておる教室で行います。人の前で変な発音をするのを恥ずかしがったりする人に、スウェーデン語の難しい発音を練習してもらって、いつも気合いが入って、テンション(自分の中の)があがります。 
そして、それが終わったら、駆け足で帰って、できるだけ早くなんかを食って、次のグループを家で迎えます。 

そのグループは人数が少ないし、家やし、リラックスした感じでお茶とおしゃべりをしながら、スウェーデン語を練習します。 

両方がめっちゃ楽しくて、最近火曜日が一周の頂点となったなぁ、という風に考えます。 

けれどもな、教え子たちが帰っちゃう時に、すごい空白感に襲われます。 
さっきまであんなに盛り上がっとったこの部屋、しーんとしておって、自分の中のテンションはもう体に閉じ込められて、どこにも当てられへん。 

はー 

十時前に飲み会が終わって、みんなが電車に乗って消えちゃうのとにような感じですな。 
独ぼっちになった自分が玄関(駅前)に立っておって、「もう終わったの?また話題があったろう(まだカラオケがあるやろ)」と自分だけに言い聞かせます。 

どうしたらこの空白が満たされるのかなぁ。

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